【映画テケテケ】その姿を見た者は72時間以内に死ぬ【ネタバレ感想】
テケテケという上半身だけの化け物が、スッパンスッパン人体を真っ二つに切り裂きまわるB級ホラー映画です。スプラッター要素が多めで、テンポよく物語が進むので、まあまあ良作です。
テケテケという都市伝説を題材にしているのと、出オチみたいなパッケージだけで嫌厭している人は、見てみる価値ありですよ。
今回はそんなテケテケをネタバレ注意で感想を述べていきます。
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概要
2009年に上映の日本映画。
監督の白石晃士は「貞子vs伽椰子」とか「ほんとにあった! 呪いのビデオ THE MOVIE」などホラーばかり撮っていて、業界内では有名な人です。
キャストは大島優子、山崎真実、西田麻衣、一慶、などなどが出演しています。
同時上映で「テケテケ2」も公開されていて、直接的なストーリーのつながりがあります。
予告編動画
あらすじ
大橋可奈(大島優子)は、友達がテケテケに襲われますが自分は運よく生き残りました。
だがしかし、テケテケを見た者は72間以内に殺されると知り、従姉の平山理絵(山崎真実)と共に、テケテケの謎を解き、生き残る方法を探します。
感想レビュー
始まって最初の10分くらいは女子高生にありがちな、三角関係の恋愛描写がダラダラと続くのかと思いきや、序盤からすぐに人が死にます。三角形はテケテケさんの無慈悲な攻撃で秒で終了です。彼氏っぽい人と謎を解くのかと思いきや、ただの捨てキャラでした。
テケテケの攻撃から生き残るために謎を追う展開は、リング以降のJホラーではありがちです。やたら怪異の謎を解きたがりますが、この作りがきっと作りやすいのでしょう。
実はテケテケの正体には、カシマレイコ説という都市伝説があるのですが、これを物語に上手く取り込んだなと思いました。たしかにカシマレイコの正体は口裂け女だとか、テケテケだ!なんて諸説あるので、その辺りのあやふやさが謎を解く感じとマッチしていてます。
見終わった後は、あのテケテケテケテケと独自の走行音が耳に残ります。
印象に残ったシーン
夜道でバックライトに照らされ浮かび上がる、テケテケさんの登場シーン。腕を伸ばし体を伸ばすだけのシーンですが、これはドドドドドドドドド!とJOJO風の擬音が付きそうで、かなり印象に残ります。これから地獄の追い回しからの処刑タイムが始まるんだと期待が高まりますね。
ラストシーンは謎しかない…
エンディングのスタッフロールの途中で映像がまた始まり、主人公の可奈は生き残れたことが分かります。しかし、可奈はテケテケに追われた恐怖のためか発狂してしまいました。
一年後に訪ねてきたあの役所の武田は、カシマレイコが赤い物が嫌いなのを知っていたのに、何故わざわざ赤い包装紙のお菓子を手見上げにもっていったのでしょうか?京都人のようなイケズなんでしょうか?ここはかなりの謎が残ります。
その謎は2で解明されるのかと思いきや、可奈は2の最初の方でテケテケに殺され、謎は丸投げです。
武田はカシマレイコの謎を、2でも追い続けて出演しています。1や2の武田のポンコツさを考えると、単純に可奈が発狂していると知らず訪ねただけだと、ストレートに解釈するしかないです。
もし知っている人がいるのなら、コメント欄で教えて下さいませ。
こんな人にオススメ
- バンバン人が死ぬホラー映画がみたい
- グロ描写なら何でもいい
- 都市伝説マニア
- 大島優子か山崎真実の大ファン
シリーズ作品
テケテケは同時上映された続編の「テケテケ2」があります。
お話は続き、テケテケの謎や撃退法に迫っています。
テケテケを視聴するには
今回、僕はGYAOで無料視聴しました。2021年9月4日(土) 23:59までは無料公開されているので、リンクを張っておきますね。
期間を過ぎてもまた夏になればホラー特集とかで配信されるカモですが、そんな気長に待てない人は、Amazonプライムなら無料で配信されています。
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