【テケテケ2】前作よりもスプラッター要素がマシマシで面白かった【ネタバレ感想】
キャッチコピーは1作目のテケテケに引き続き「この都市伝説に、逃げ場はない!」ですが、個人的につけるなら「今度は戦争だ!テケテケ2!」とか「全員・全部・皆殺し」あたりが良いかと思います。
イジメグループへ復讐するために、テケテケを使う女子高校生の争いが描かれています。PTSDとかトラウマでイジメ描写が苦手な人は見ちゃダメです。てか、そんな心理状態の時にはこんなマニアックなホラー映画は見ないですね…
テケテケ1よりも人死にまくりの、人体が真っ二つに飛びまくりで、よりグロい表現が多いです。確実にパワーアップしたテケテケ2を視聴しましたので、ネタバレ注意ですが感想を述べていきます。
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映画テケテケの1作目の方のレビューはこちら↓
概要
前作のテケテケの続篇です。2009年に1.2が同時上映された。
監督はホラー映画の専門の白石晃士が続投しています。
キャストは岩田さゆり、仲村みう、他多数の多分アイドルの娘が出ています。他の作品でもそうですが、オッサンになると若いアイドルがたくさん出演していると、顔の区別がつかなくなってきます。
前回から引き続き大島優子も冒頭でちょっとだけ出ています。
豆知識ですがテケテケを演じている女優は長宗我部陽子という、一度聴いたら絶対忘れない戦国武将の末裔のような名前の人が演じています。
予告編動画
あらすじ
テケテケ1からの生き残りの可奈(大島優子)は、冒頭でテケテケに殺されてしまいます。
可奈の死体を警察がブルーシートで囲い現場検証して捜査しているのを目撃した、女子高生の水谷菜月(岩田さゆり)と中島玲子(仲村みう)は興味津々です。登校すると教室ではテケテケの話題で持ち切りでした。
委員長の礼子は、刀根エリカ(松嶋初音)とモメて、イジメのターゲットにされてしまいます。玲子はエリカたちイジメグループに復讐するためにテケテケを利用して、皆殺しにしようと計画しますが…
感想レビュー
冒頭では1でテケテケに殺された人の回想シーンがあり、虐殺のダイジェストシーンから始まります。アメリカのドラマとかで「これまでの〇〇は」とかは良くありますが、映画でもするパターンです。
この冒頭から示唆されるように、2では1よりもグロ描写や死亡者数マシマシの特盛です。たぶん監督はノリノリで撮影しています。
グラビアから現在はAV女優として活躍されている仲村みうのファンだった僕は、出演しているを知らずビックリしました。久しぶりに見た若い頃のみうチャンは相変わらず可愛くて、それだけでもファンなら見る価値ありです。
1のようなテケテケの謎に迫るのではなく、女子高生たちの醜い争いがメインでお話が進んでいくのも良い感じでした。
良かった点
- テケテケから助かる方法が分かる
- 残虐描写が多い
- 女子高生×ホラーは王道
悪かった点
- イジメグループの人数が多すぎて誰が誰か分からなかった
印象に残ったセリフ
「カシマのカは仮面の仮、カシマのシは死人の死、カシマのマは悪魔の魔」
はい。中二病満開のセリフです。でもこれ昔からある呪文で、カシマレイコの撃退法としてはメジャーな奴です。
実際に劇中でもこのセリフのお陰でギリギリで助かってますし、もしテケテケかカシマレイコに襲われた時のために、覚えておきましょう。
ただし、映画のラストシーンのように、テケテケの正体が変り名前が変った場合にも有効かは謎なので、あしからずです。
続編の可能性は
テケテケはどうとでも続編を作れそうですが、公開から10年以上たった今でも、そんな話はありません。たぶん、今後も期待できません。
ただ、本作のようにテケテケの正体カシマレイコ説とするならば、同一人物を起源に持つ口裂け女はシリーズ化されています。それどころか『口裂け女VSカシマさん』なる映画もあります。
なので、『口裂け女VSテケテケ』とかの企画物ならワンチャンあるカモです。
こんな人にオススメ
- テケテケ1が面白かった
- 女子高生が次々に死ぬシーンが見たい
- 都市伝説が好きな人
- 仲村みうのファン
テケテケ2を視聴するには
今回、僕はGYAOで無料視聴しました。2021年9月11日(土) 23:59までは無料公開されているので、リンクを張っておきますね。
期間を過ぎてもまた夏になればホラー特集とかで配信されるカモですが、そんな気長に待てない人は、Amazonプライムなら無料で配信されています。
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