おいおい、マジかよ!?「聖闘士星矢」がハリウッドで実写化だって!?
このニュースを聞いた瞬間、俺の心はウキウキワクワクした。だが同時に「やっちまったな…」という嫌な予感も背筋をゾクゾクさせた。
だって、考えてもみてくれ。過去、ハリウッドが日本のアニメやゲームを漫画を実写化して、一体どれだけの作品が、原作ファンを納得させられた?…ほとんどないだろう。ドラゴンボール??ストリートファイターⅡ?カウボーイビバップ??…いや、もう、思い出したくもない。
だが予告編のクロスデザインを見た瞬間、何とも言えない不安はマックスだった…
そんなトラウマ級の記憶がフラッシュバックする中、スクリーンに映し出されたのは…
うん、まあ、新田真剣佑くんも、カンフーっぽい肉弾戦を超頑張って…でも、なんか、違うんだよなぁ。
ストーリーは原作無視の超展開が続いて…途中であれ?これ、「聖闘士星矢」…だよな?と疑うレベルで展開して、原作をガン無視した、ひたすらオリジナル展開が繰り広げられる!
そしてやっと出てきた白銀聖闘士マリンだが……
何となく原作を踏襲しているものの顔が怖すぎて色気はゼロだ…
まるで、パラレルワールドに迷い込んだみたいだ。…いや、もはや、これは「聖闘士星矢」風のコスプレをした、別のアクション映画じゃないのか!?
そして、見た人全員が思うだろう一番の問題はコレだ!
聖闘士、少なすぎ問題!
冒頭シーンで黄金聖闘士はチラ見せ程度に登場はするものの、本編に登場するのは、ペガサスの星矢と、フェニックスの一輝とマリンさんの3人だけだ!あとカシオㇲもでてくるけど、彼は聖闘士じゃないしな…
これはイケない!他の青銅聖闘士(ブロンズセイント)は、どこに行った?俺の好きなキグナス氷河は!?彼の頭にあるオマルと美しい「ダイヤモンドダスト」を、大画面で拝みたかったし、廬山昇龍覇でドラゴンも見たかったんだ!
別にヒドラの市とか大熊座をだせと言ってんじゃい。主要キャストくらいは正直見たかった!
…まあ、分かるよ。
ビギニングだからな…ハリウッドさんとしては、シリーズ化を見据えて、キャラを絞ったんだよね?
それに原作をそのまま実写化するなんて土台無理な話だ。でもさ、それならそれで、もっと、こう、見せ方があるだろう! 原作へのリスペクト魂を、どこかに置き忘れてきてないか?
正直、この映画は私にとっては期待外れだった。しかし、同時に、この映画が「聖闘士星矢」という作品を、再び世界に知らしめるきっかけになるかもしれない…という、かすかな希望も感じている。
だから、もし続編があるのならば、今度こそ俺の小宇宙(コスモ)を、爆発させてくれ!頼むぞ、ハリウッド!
一応、リンクも貼っておくので色んな意味で興味がある方は…
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