ファミコン版バーズテイルのストーリー解説
3DダンジョンRPGとして、世界的な名作バーズテイルのファミコン版のストーリーを要約して紹介します。
そもそもバーズテイルなんて知らないよ?と言う方は概要を詳しく解説した記事があります↓
【バーズテイル】ファミコン版をクリアしたから感想レビューを書いてみた
オープニング
善良なる魔法使いキリアランが守護するスカラブレイの街
ある日、突然、悪の魔法使いマンガーがやってくると、街を暗黒で覆い氷漬けにします。
キリアランはマンガーに挑みに行きましたが、戻ってくるこなくなり、音信不通で生死不明。
街の人たちが絶望に打ちひしがれる中、一部の人たちがマンガー打倒のために立ち上がりました。
スカラブレイの街
街の冒険者ギルドでパーティーを組んだ吟遊詩人たち6人は、街の探索を開始します。
今や街の中は魔物や盗賊が現れる危険な状態で、空き家も多く荒んでいます。
石像がガーディアンとして町の重要なポイントを守っているのを発見(この石像はマンガーが魔力で封じ込めて要所を守らせている存在)
探索の途中でとある酒場でワインを注文すると、酒屋の主人は地下のワイン倉にワインはあるが、今は魔物が出て危険な状態だ。それでもいいならに取ってこいとなります。
ワイン倉
カビ臭い倉庫内をワインを探して探索していると、安物のワイン置き場で古びたワインを発見しました。ちなみにこのワインは無料で飲み放題です。
さらに探索して奥で階段を見つけ下の階層へと降りていきます。
地下水道
地下水道の中では、突然壁に顔が浮かびだし、パーティーに話しかけます。これ以降、あちこちでヒントをくれる謎の顔で正体は不明です。(パソコン版では壁に口が現れます、もしからたらD&DのようなTPRGの影響でゲームマスターなのカモ)
それで、顔が話したメッセージはこちら
「古のスカラブレの王 アイルドレック。
彼はこの町に葬られた。
異教徒の寺院より地下に地下に入り
その墓を探すのだ」
さらに進むと、石で出来た強大な蜘蛛の石像に封じられていた、ブラックウィドウと戦闘になり倒します。
その奥に、一人の異教徒の屍が朽ち果て白骨化しているのを発見します。パーティーはボロボロの服を調べてみると、異教徒の証を見つけました。
地下墓地
スカラブレの街にあった異教徒の寺院に向かう。
彼等は偉大なる邪神タージャンを崇めてる宗派です。
パーティーの持っている異教徒の証を見つけると、タージャンの復活を望む同士とだと勘違いしてくれ、地下墓地に入れるようになりました。
また壁の顔が、あちこちにあり意味深なメッセージをいってきます。
「タージャンは石の像に姿を変えて永い眠りについている」
「アイルドレックがこの墓地に葬られた時
大きな水晶を身に着けていた
それは 不思議な力がやどり
水晶の目と呼ばれていたという」
「マンガ―の邪悪な力は
アイルドレックの魂を 迷わせている。
彼の墓に 踏み込むものは
恐るべき災いに 見舞われるだろう」
奥の広間では、王の棺を見つけます。その墓は古の王アイルドレックが埋葬されていましたが、恐ろしいうなり声とともに蘇り、襲いかかってきました。
アイルドレックを倒すと、水晶の目を手に入れました。
ハーキンの城
街の北西エリアにあるハーキンの城に向かいます。
城は門番のブルードラゴンが守っていますが、パーティーが水晶の目を持っているのに気づくと、「恐怖に打ち勝つのだ!」と城内へ通してくれました。
唐突に出てきたハーキンって誰だ?と思うでしょうが、この人はスカラブレの街を治めていた領主のような人です。
荒廃した城の中では崩れかけた玉座を発見します。座ってみますが「その身なりはこの城の者ではない」と、何処からともなく声がして通してくれません。
城の中でマンガーウォーリアたちを撃破すると、ハーキンのマントを入手しました。マントを装備してから王座に座ると奥に進めるようになります。
2階で、ジャバウォックを倒すと、水晶に閉じ込められた戦士の影が写された。戦士のクリスタルを入手した。
3階では、目が一つだけのタージャンの石像を発見します。すると。異教徒の地下墓地で見つけた水晶の目が突然飛び出し、空いている片目にはまってしまいます。
石像は雄たけび声を上げて、タージャンが蘇ってしまった。
タージャンってなんだ?ガンジーみたいな見た目しているし、石で出来てるし襲ってくるし?
タージャンは100年前のスカラブレの街にやってきた魔法使いで、異教徒の寺院が神と崇めている存在です。
タージャンを倒すと、キリアランの声が聞こえます
「おお汝らが見える。我が塔を
封印していた 力は消え去った。
しかし。マンガ―の魔力は
いまだ衰えず ワシは動けない。
わしは 汝らをまつ
さあ我が塔を目指すのだ」
キリアランの塔
内部では水晶で出来た巨人の像クリスタルゴーレムと戦闘に、この敵は戦士のクリスタルを使わないと、何度でも蘇る面倒くさい奴です。
「クリスタルゴーレムは マンガ―により
不死身の体を 得た
クリスタルの戦士のみが それを
打ち破れるだろう」
と、いつもの壁に浮かぶ謎の顔が教しえてくれました。
塔の中心でキリアランに会うと、彼はマンガーについて語ります。
「その昔、一人の魔法使いマンガーがいました。
マンガーは全ての魔法を操る事ができましたが、彼は自分自身の心がその魔法により支配されてしまいました。」
要約すると、そんな感じの事を言うとキリアランは、マンガーの塔に侵入できるヒスイの鍵をパーティーに託します。
最後にキリアランは「塔の中では目に見えているものを信じてはいけない」と忠告をくれると消え去りました。
マンガ―の塔
いよいよラストダンジョンです。
塔内の情報を整理して、壁にある4つの印をドラゴン、炎、水晶、剣の順番で押すと、体が壁の中に吸い込まれワープします。
どんどん塔を上に登り強敵たちを倒していき、最上階ではマンガーが待ち構えています。
マンガ―は人の感情など醜いもので、そんなモノが存在しない氷の世界こそ美しくと、氷の魔法使いにふさわしいセリフを言っています。
激戦の末、マンガ―を倒すと、エンディングです。
エンディング
風が動き始め、南から暖かい風が吹いてきました。
雲の間から太陽光線が差し込みます。
太陽の光を浴びたマンガーの屍は崩れ去っていきます。
キリアランが気が付くとそこに居て、
何がマンガーをあのようにしたのだろうか?魔法の力がそうさせたのだろうか?←さっきキリアランは魔法の力でマンガーがそうなったっと言ってた気がしますが…
もはや恐怖の時は終わった。
キリアランが杖を振るとみんなの体は浮かびあがった。
町の氷は解けて、世界は平和になりました。
この物語を人々はいつまでも語りつごう
おしまい…
まとめ
今回紹介したのはストーリーはファミコン版のバーズテイルです。パソコン版の元にストーリーをアレンジして作られていて、おおまかなストーリーの流れは一緒ですが、細かなイベントやストーリーなどは違います。
興味を持たれた方はプレイしてみては如何でしょうか。
今プレイするのならば
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