スキップしてメイン コンテンツに移動

【メガスパイダー】は蜘蛛映画好きとB級好きは見ておくべき傑作だった!【感想レビュー】

【メガスパイダー】は蜘蛛映画好きとB級好きは見ておくべき傑作だった!【感想レビュー】



メガスパイダーは巨大蜘蛛が暴れまわる、蜘蛛好きにオススメのB級映画です!


巨大蜘蛛が暴れまわる様子は迫力がありモンスターパニック物として十分楽しく、さらにはバディー物やコメディー要素も詰め込んだ盛りだくさんな内容です。

「こういうのでいいんだよ!」と視聴中に何度も頷けるB級映画のお手本となるような作品でした。


害虫駆除の冴えないオッサンが主人公で、相棒も冴えない警備員のオッサン。EDF(地球防衛軍)でもない、こんなマダオの二人が巨大蜘蛛と戦います。陸軍でも手こずる相手にどう渡りあっていくのか見物です。


概要

2013年公開のアメリカ映画で原題は『Big Ass Spider!』、個人的には直訳した「デカ尻蜘蛛」でもよかったんですが、それじゃ締まらんのでしょうね。日本では2015年に『メガ スパイダー』と邦題をつけて、DVDでリリースされました。


予告編動画


あらすじ

ポッチャリで冴えない中年男性、主人公アレックス(グレッグ・グランバーグ)は、害虫駆除業をして生計を立てていたが資金繰りは苦しかった。常連のお婆ちゃんの家に駆除に行った時に、毒蜘蛛に噛まれたアレックスは病院に治療に向かいました。


病院では、運ばれた遺体の肺を破り中からメガスパイダーが現れ、人を襲い始めます。アレックスは病院代をチャラにしてもらうかわりに、病院の警備員ホセ・ラモス(ロンバルド・ボヤー)と協力して駆除に挑みます。


そこにブラクストン・タナー少佐(レイ・ワイズ)が率いる陸軍部隊や、部下のカーリー・ブラント中尉(クレア・クレイマー)が病院に現れると、彼等もメガスパイダーの駆除を開始します。


しかし、寸前のところでスパイダーを仕留めそこね下水に逃がしてしまい、逃げた蜘蛛の体はドンドン巨大化していき、人を襲い始め町中が大パニックに……


メガスパイダーの感想レビュー

全体を通してテンポよく進むので、頭を空っぽにして見ても大丈夫な作品で、B級初心者にも楽しめる良作です

良かった点

  • JRPGのような美少年や、筋肉マッチョではなく、中年のダメオヤジが活躍するのが良い
  • 蜘蛛による虐殺シーンが多くてカタルシスがある
  • アクションシーンも多く退屈しない


悪かった点

害虫退治のプロの割には的外れな言動をとり、昨日までただの警備員だった相棒の意見だったり、テレビで情報を得たりと、ご都合主義な展開がある。これらはアメリカンジョークかも知れないが、僕には分からなかった。


陸軍の兵士達が無能過ぎる、サブマシンガンが効かないと分かっているなら、もっと強い武器で戦うだろうと思った。まあこの手の映画で軍隊が有能だったのはミストぐらいなので、言わずもがなです。


印象に残ったシーン

これは公園で巨大化した蜘蛛が大暴れするシーンですが、このシーンを上げる人は多かったので、他にあげます。


それは蜘蛛がまだ小さく、大きさはだいたいエイリアンでいうフェイスハガーサイズくらいの時の大きさの時に、いきなり寝たきりの病人を襲うシーン



それと物語後半に、このフェイスハガーサイズの蜘蛛が次々と産まれて襲ってくれるシーン。なんとなく、エイリアンや遊星からの物体Xを彷彿させてくれてグッときました。


続編の可能性は?

これはラストシーンで巨大なゴキブリが、ニューヨークに出現しているので大いにあります。だだそうなると、メガコックローチにタイトルが変るのかな?


それもとも、またエイリアンの遺伝子と融合した、もっとデカい蜘蛛やヤバい蜘蛛が現れるかも知れません。遺伝子の研究所については謎が多くて、どうとでもできそうです。


個人的には、地球防衛軍みたいに巨大な蜘蛛が大群で襲ってくる、絶望感あるシーンが見たいですね。


こんな人にオススメ

メガスパイダーは

  • 蜘蛛映画好き
  • モンスターパニック物が好き
  • B級映画が大好物
  • オヤジが活躍する映画を観たい
  • 水着ギャルが襲われるシーンがみたい

そんな方に特にオススメです。


関連作品を知ろう


監督のマイク・メンデスは『ラバランチュラ 全員出動!』という大量の巨大蜘蛛が暴れまわる映画も撮っていて、こちらも名作です。メガスパイダーに比べたらサイズは小さくなりますが、数で圧倒してきますので最高です。


視聴はこちら

今回、僕はメガスパイダーをGYAOの無料配信で視聴しました。2021年9月1日(水) までは無料視聴できるのでリンクと貼っておきます。

https://gyao.yahoo.co.jp/title/%E3%83%A1%E3%82%AC%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC/5f99163c-3ff7-4293-b7d6-3dbda250e313


Amazonでも配信されていて、プライム会員なら無料で視聴できます。Amazonプライムは30日間は無料会員で他の映画やアニメを色々みられたり、特典も豊富です。それに無料期間中に退会したら、お金は1円も請求されませんのでオススメです。ただし、プライムビデオは期間で無料視聴できる作品が変るので、お早めにです。

コメント

このブログの人気の投稿

映画「タコゲーム」は面白い?つまらない?ネットの評価と感想まとめ(ネタバレあり)

映画「タコゲーム」は面白い?つまらない?ネットの評価と感想まとめ(ネタバレあり) あらすじ 売れない歌手キャリーは、現状を打破するため、超人気インフルエンサー、ジャックスプロが主催するゲーム大会に参加を決意します。この大会の優勝賞品は、ジャックスプロの持つ約1億1500万人という膨大なフォロワー。つまり、優勝すれば一夜にして世界的なインフルエンサーになれるという、夢のようなチャンスです。 キャリーの他にも、起業家、プロゲーマー、お笑い芸人、自己啓発講師など、ネットでの成功を渇望する、一癖も二癖もある参加者たちが集結。彼らが挑むのは、誰もが子供の頃に遊んだことのある、だるまさんがころんだ、椅子取りゲーム、綱引きといった、一見単純な8つのゲーム。しかし、これらのゲームには恐ろしいルールが隠されていました。それは、敗者には「死」という容赦ない罰ゲームが待ち受けているということ。 単純な遊びが、突如として命がけのデスゲームへと変貌。参加者たちは、生き残りをかけて、互いを出し抜き、裏切り、時に協力しながら、過酷なゲームに挑んでいきます。 概要 映画「タコゲーム」は2022年にアメリカで製作されたアクションサスペンス映画です。世界的に大ヒットした韓国ドラマ「イカゲーム」のパロディとして制作され、その類似性から公開前から話題を集めました。 低予算ながらも、スピーディーな展開と、デスゲームならではの緊張感、そして個性的なキャラクターたちが織りなす人間ドラマが、観る者を惹きつけます。 ネットの声 インターネット上では、「タコゲーム」に対し、賛否両論、様々な意見が飛び交っています。 肯定的な意見 「イカゲームのパクリだけど、89分にまとまっていて、テンポが良いからこっちの方が好きかも。時間効率を重視するならおすすめ。」 「デスゲームのハラハラドキドキ感はしっかり味わえる。短い時間でサクッと見られるのが良い。」 「B級映画感はあるけど、意外と楽しめた。何も考えずに見られる娯楽作品。」 否定的な意見 「イカゲームに乗っかっただけの作品。オリジナリティがなく、ストーリーも薄っぺらい。」 「設定が雑。タコゲームというタイトルの意味もよくわからない。」 「登場人物に魅力がなく、感情移入できない。誰が死んでもどうでもいいと思ってしまう。」 「低予算なのが見え見えで、チープな感じが否めない。」 その...

ライターが文章が書けなくなるスランプ「ライターズブロック」になった時に克服するためにやったこと

ライターが文章が書けなくなるスランプ「ライターズブロック」になった時に克服するためにやったこと ライターは毎日文章を大量に生産するのが仕事ですが、 ある日突然、1文字も文章が書けなくなるライターズブロックと言うスランプ状態に陥る場合があります。 僕もある日、ライターズブロックになってしまい、文章を書こうとパソコンに向かうのですが 全く何も思いつかない…… ムリして書いても支離滅裂でおかしな文章になる…… そんな状態になってしまいました。焦れば焦るほど思考が堂々巡りして全く書けません。このままだとフリーライターは廃業だと思い悩みました。 しかし、書けないなりに、あれやこれやと試しているうちに、また復活して文章が書けるようになりました。 僕が実際に試して効果があった方法は 趣味のイラストを描く 散歩やヨガで体を動かす 太陽光線を浴びる コンテンツを入力して養生する 文章はムリに書かない 好き勝手に文章を書く この辺りでした、実際にどんな感じで改善法を試したのか、体験談を交えながらお伝えしていきます。 ダメになった原因 解決法の前に、まずはどんな状態からスランプに陥ったか説明します。 早く解決法が知りたい人は次の章へと、読み進めて下さい。 ライター時代は主にクラウドワークスやTwitter経由なんかで、1文字1円から2円くらいの文字単価で仕事を受けていました。 テンガからミサイルまで、色々な事を調べて書くキュレーションの記事と、漫画動画のシナリオの仕事をこなして、コンスタントに仕事がありました。 文字単価が1円なら単純計算で、1日1万文字で1万円。25万円稼ぐには25日フル稼働しなくてはいけません。 僕は書くスピードがそこまで早い方ではないので、一万文字書こうと思ったら朝から深夜までかかります。(途中でご飯休憩などはあり) 一万文字書けない日も当然あり、結果として休みなしの30日労働です。 小学校の作文で400字詰め×3枚の1200文字の読書感想文を書くのもヒーヒー言っていたのに、1日1万文字なんてとてつもない文字数です。 毎日、コンスタントに1万文字書くのは大変な体力がいり、ずっと座りっぱなしなので腰痛が友達になりました。それでも生活のためと、なんとか文章をひねり出して書くのですが、だんだんとネタ切れになり、自分の中のリソースが無くなって消耗していきます…… そんな状態...

パニック・マーケットは良くできたB級サメ映画だったのでレビューしてみた

パニック・マーケットは良くできたB級サメ映画だったのでレビューしてみた テレビの深夜映画でやっていたので、タイトルに惹かれて何となく視聴しました。 最初予想していた内容は、津波に埋もれたスーパーマーケットを舞台にした生存者たちにサバイバル物です。ゲームでいうと絶体絶命都市のような内容かと予想してのですが、大外れでした。 まあ、サメ映画だとジャケットを見たら一発で分かりますが、テレビの番組欄からは分からなかったので、良い意味で期待を裏切られて良作を視聴できました。 サメ×スーパーマーケット 斬新かつおバカな設定ですが、シャークトルネードとかサメ男とか、昨今のサメ映画界隈は、何でもありのフリーダムなので、あり得ない組み合わせこそ興味をそそられます。 内容もやりたい放題で、サメに怯えるアメリカ映画特有のパニックだらけの登場人物たちで面白かったです。今回は、そんな パニック・マーケット をレビューします。 超簡単なあらすじ 津波が来てスーパーマーケットが海水に飲まれて水浸し ↓ 海水に混じってサメもやってきて捕食を開始 ↓ 生き残った13人は脱出を目指す 予告編 予告編をみると、劇場では3Dで公開されてたみたいです。3Dにする意味はあるのかと、疑問ですが、一時は何でも3Dにしたがる風潮があったので、本作もその煽りを受けたのでしょう。 総合評価 B級映画と言われているが、内容はテンポよく進み、基本的に王道な展開なので、かなり面白く、 サメ映画なら当たり です。 また、閉鎖空間からの脱出を目指す、パニック物としても成立しているのも良かったです。 パニック・マーケットの良かった点 アメリカ人達はSAN値が低いのか、パニック耐性が皆無で、すぐにキャーキャー騒ぐ映画が多いです。ですが、本作では生き残った人たちが、割と冷静に事態に対処しています。生存するために脱出しようと、彼らなりに考えて行動するのは好感が持てます。 特に良かったのは、サメの出番が多くてバクバクと捕食するシーンが多く、見ごたえがあります。 悪かった点 登場人物が多すぎていまいち人間関係がつかみづらい 誰が誰だか分からないまま死ぬキャラクターも多い ビキニ美女のセクシーシーンが少ない おっさんになると、13人も登場人物がいると、人物を全員覚えるのが難しくなるんです。これは個人的な理由かも知れませんが、そんな細かい部分は...