【ウィズ】魔法使いが戦うレトロアーケードゲームのレビュー
簡単な概要
Wiz(ウィズ)は1985年にアーケード用ゲームとして発売された、横スクロールのアクションゲームです。開発はセイブで発売はタイトーです。
FFの黒魔道士かスリーナインのような見た目の可愛らしい魔法使いが、天空にいる悪のドラゴンを退治を目指して冒険します。
8種類の魔法を使いわけてステージを進むわけですが、基本ショット以外はパワーアップアイテム扱いないので、使うとなくなるので、使うタイミングが大事です。メルヘンな雰囲気とは裏腹に難易度は高めのゲームです。
ウィズのレヴュー
当時、駄菓子屋の筐体でプレイしていた思い出補正はありますが、とにかく面白かったですね。前年のパックランドやソンソンなど、独特の世界観で描かれた世界の内部を冒険するゲームが好きで楽しい。
モンスターのデザインも、魔法世界を現した独自のデザインの特徴的で、どんな攻撃をしてくるのか見た目から予測は付きにくく、いやらしい攻撃をしてきて手ごわいです。だけど、そこに攻略の面白さもあったりします。
あっちこっちに行ったり来たり
基本は上下の2ラインに別れた地上の上を進みステージを進んでいきます。このステージですが、落下しておちると、地底がステージになります。地底は敵の攻撃が激しく死にやすいので、何としても落ちたくないです。
また地上の上には雲でできた天空ステージもあり、上へ下へと、ステージ構成の幅が広いのも特徴です。
チビドラゴンの魔法が心強かった
強敵揃いのウィズですが、仲間のチビドラゴンを召喚できる魔法が超強いです。チビドラが現れた敵をドンドン倒してくれるので、召喚中は非常に楽に進めることができます。
パックマンのパワーエサ、またはマリオの星、それくらいのカタルシス効果がある無双タイムです。
後ろからくる手首が鬼畜
地底ステージを進めていると、後ろから突然、主人公めがけて手首が飛んできます。この手首は倒せないくせに、地底ステージでは頻繁に襲ってきて、しょっちゅう捕まってしまい憎たらしくヘイトが溜まります。
地上でも似たようなキャラのカタツムリがバックアッタクしてくるのですが、こちらは出る頻度と、上の段を基本的に進むので、回避はまだできます。
こんな人にオススメ
ウィズはアーケードゲーム特有の楽しさと、難しを併せ持つゲームです。理不尽な部分もありますが、魔法を駆使して攻略していく楽しさがあります。
今のゲームのような派手さはありませんが、昔ながらのレトロゲームを楽しみたい人や、この世界観の雰囲気が気になる人は、ぜひ一度プレイしてみて下さい。
ウィズを現在遊ぶには
現在ウィズを遊ぶために、アーケードの筐体を手に入れるのは難しいです。PS4か任天堂switchのアーケードアーカイブスで配信されていますので、ダウンロードして遊べます。
余談:MSX版もある
魔法使いウィズ(英題:Magical Kid WIZ)として、翌1986年にはMSXに移植されている。移植するにあたり、コンシューマー向けにカギと扉を追加して、パズル的な要素を加えている。ストーリー部分も追加されたアレンジバーションです。
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