【スーパーパックマン】の何がスーパーで進化したのか?感想レビュー
パックマンが1980年にアーケードで稼働を開始しました。
ミスパックマンは1981年で、スーパーパックマンは1982年の稼働です。
この2年でパックマンを真似したクローンゲームがたくさん出ましたが、スーパーパックマンはナムコから発売された正当なる続篇です。
変更点が熱い
それで、どこが変ったかと言うと
- エサのドットが各面に対応したフルーツになった
- 迷宮内に扉が配置され対応したカギを取らないと開かない
- パワーエサ以外にスーパーエサが配置され巨大化すると扉を開けられる
この3点が大きな変更点ですね。
パッと見では対して変わってないって思うカモですが、プレイしてみたらゼンゼン別ゲーだと実感できます。
デッカクなるだけではカタルシス効果は薄い
今回の目玉でもあるスーパーエサによる巨大化ですが、これは扉を食い破って開けられると、巨大化中は敵に当たってもミスにならずにすり抜けられる副次的なパワーアップです。
従来のパワーエサを食べた時にのように、敵がイジケ状態にならないので、食べられないのはカタルシスに欠ける部分です。
ただ、ディープダンジョンマニアならば「扉を蹴破り中におどりこんだ」と一々、脳内で再生されるので楽しいはずです。
モンスターを狩りまくると超楽しい
世の中、そんなにディープダンジョン好きバカリではないと思いますので、では、本作はどうのように楽しめば良いのかというと、スーパーエサを取ってからのパワーエサです。
カギを取ってちんたら扉なんて開けていたら、パックマン初心者の人はすぐにミスしてゲームオーバーです。なので、巨大化して扉を開けまくりながら、パワーエサを食べます。そうすうるとお敵モンスターたちはイジケ状態になります。でっかいお口でパクパクとモンスターを追い回して、捕食するのが超楽しいです。
ただステージが進むと、パワーアップできる時間はドンドン短くなるので、この戦法は使えませんが、そこまで行ける頃には、そうとうパックマンの腕前も上がっていて、立派な上級者に育っています。
移植について
パックマンはあっちこちの機種に移植されていますが、スーパーパックマンはあまり移植はされていません。
ナムコミュージアム バーチャルアーケード - Xbox360
日本国内で発売されている、この2作のオムニバスソフトに収録されています。
AmazonのレビューではXB360のナムコミュージアムは酷評が多かったので、要注意です。
海外版
Ms. Pac-Man: Special Color Edition
海外ではGBC版のミスパックマンとの2in1ソフトとして発売されています。GBCソフトは国内の本体でも起動してプレイできます。
後、XbLAでもPac-Man Museumに収録されて配信されています。
まとめ
スーパーパックマンは、パックマンの進化系ゲームですが、別ゲーだと思ってプレイした方がいいです。
純粋なドットイートを楽しむらパックマンのが上ですし、現代向けにアレンジされたチャンピオンシップ エディションが発売されているので、そちらが面白いのでプレイしてみて下さい。
しかし、スーパーパックマンが面白くないかというと、そうではないんです。この独特の感覚は唯一無二で、シリーズの中でも本作とパック&パルはかなり異色な作品で、アイデアにキラリと光るものを感じます。ですので、ぜひともドットイート好きの人にはプレイして欲しい一本です。
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