ゴーストバスターズ2016年版は酷評が多いので実際に視聴してみた感想
1984年に公開された名作映画ゴーストバスターズが、30年以上の時を経た2016年にリブート作品として蘇りました。主人公たちが女性に変わりましたが、ゴーストバスターズの新作が見られるとなれば、そりゃオッサン世代は大喜びですよ。
実際に視聴した感想は、面白くない事はないけど、誰か人にオススメするまでではない。可もなく不可もない無難な映画です。
初代の出来が良すぎたため、期待値が高くなりすぎるたので仕方ないでしょう。このリブート版は酷評が多く、初代のゴーストバスターズのノリを期待して見に行った人は、期待を大きく裏切られた気分になります。
しかし、普通の1映画として考えたら、そこまで悪くはないので、ゴーストバスターズが好きな人が作った、同人映画をみるくらいの感覚で見れば楽しめます。
詳しく解説していきますが、記事の内容的にネタバレを含みますので、大丈夫な人だけ読み進めて下さい。
簡単なあらすじ
この予告編を見ただけでは、主人公たちが女性に変わったけど、まあ楽しめそうな雰囲気です。なので、前作ファンを取り込んでやろうという気持ちがアリアリと感じられます。
あらすじは、天才物理学者が大学をクビになり、ゴーストバスターズを結成。その後、お化けを退治していると、ニューヨークを巻き込む大事件へと発展していきます。
大まかな流れは初代を踏襲しています。
良かったポイント
- スライマーの元気な姿が見れた
- お化けがイッパイ出るシーンはCGをふんだんに使い迫力があります
- いかにもアメリカ映画な感じでワチャワチャしている
悪かったところ
- 微妙なギャグが多いので合う合わないがハッキリ別れる
- マシュマロマンにもっと活躍して欲しかった
- 破壊の神ゴーザのような絶対的な存在がいない
- 悪役のローワンに悪の美学を感じられなかった
印象に残ったシーン
ゴーストに取りつかれたアビーの首が180度回転するシーンは、エクソシストを思い出し思わずニヤリとしてしまいました。
こんな人にオススメ
- あんまり物を考えたくない
- お化けが見れたら何でも良い
- 初代ゴーストバスターズを知らない
- 何となくコメディータッチな映画を観たい
重厚で壮大な映画ではなく当たり障りのない、軽い作品を視聴したい時にちょうどいいです。大学生のデートとかなら、エマニエル夫人よりも本作。ベンハーよりも本作でしょう。
まとめ
ターンAガンダムは面白いけど、それはガンダムでやる意味があるのか?と同じで、ゴーストバスターズでやる意味はあったのかに疑問は残りました。
初代のストーリーを踏襲しているもののアレンジしすぎているので、むしろ完全オリジナルストーリーなら違う感想になったカモです。
この渡辺直美さんやしずちゃんの出演しているPVは最高ですので、このメンバーでやって欲しいですね。
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