【セガマスターシステム】名作RPGソフト全種類を紹介します【セガマーク3もあり】
ファミコン全盛期だった頃、金持ちの家にしかなかったゲーム機、それがセガマーク3・セガマスターシステムです。
現代の若い世代の人には、セガのメガドライブの前に発売されていたゲーム機と言えばイメージしやすいでしょうか?
そんなマスターシステムには意外と良質なRPGソフトが揃っていたので、今回はマーク3とマスターシステムで楽しめるRPGゲームを全て纏めて紹介します。
日本国内で発売されたRPG
マスタシステムとマーク3から
日本国内向けに発売されたRGPタイトルを紹介します。
ファンタシースター
セガがドラクエに対抗して作ったRPGがファンタシースターです。
マスターシステムを代表するタイトルで本作は外せません。
1987年12月、ドラクエ3の約3ヶ月くらい前に発売されました。
2D見下ろし視点のフィールドを探索して4人パーティーで戦う
一見、オーソドックスなRPGですが、
- SF路線のシナリオ
- ヌルヌルと動く3Dダンジョン
- アニメーションするスピーディーな戦闘
など、当時の他の作品と差別化した内容になっています。
現在も続く人気シリーズは一作目ですが
流石にレトロゲームマニアの人以外は
マスターシステムでプレイするのは、ちょっとアレなので
メガドラ版かリメイクのPS2版が入手しやすいです。
覇邪の封印
本作はFCや各種PCでも発売された有名なRPGです。
ただ有名な理由が、マップが1×1でしか表示されないと言うドM仕様な点は問題ですが……。
そのため、プレイヤーは、ゲーム序盤は付属マップにコマをおいて現在地を確認しながら進んでいきます。
マーク3版は、独自のアレンジがされていて、マップで見える周囲が最初から+2されていて、視界が開けた状態でスタートできるので、凄くやりやすいです。
テーブルトークRPGをしているようなプレイ感覚がよくて、ヒントを集めて謎を解いていくレトロゲーム特有の面白さがあり、好きな人にガンガン刺さります。
難易度は難しい目ですが、やってみる価値は十分にあります。
現在ではプロジェクトEGGさんで配信されているのをプレイするのか、
FC版が入手しやすいです。
魔王ゴルベリアス
「ぷよぷよ」で有名なコンパイル社が作成したアクションRPGです。
ちょっと変わったゲームで
- トップビューの見下ろし画面
- サイドヴューの強制横スクロール
- トップビューの強制縦スクロール
状況に合わせて3種類のステージを行き来して冒険します。
ざっくり言えば、ゼルダの伝説にヘクター'87の要素を足したら、こんな感じになるカモですが、その辺りは下に動画を張っておくので参考にして下さい。
ストーリは、諸事情で行方不明になった姫を探す王道の冒険譚です。
続編をプンプンと匂わすエンディングでしたが、リメイク版が発売されただけです。
プロジェクトEGGでリメイクの「真魔王ゴルベリアス」が配信されています。
ロードオブソード
当時はよくあったサイドヴューのアクションRPGです。
悪魔城ドラキュラⅡにドラゴンズレアを足して2で割り、レモンのかわりにソードオブソダンでもかけたら本作のテイストに近いと思われます。
ストーリーは、辺境の勇者ランドーが愛する祖国のため3つの試練に挑み王になるための冒険を描いています。
もっさりの移動速度や、セーブができないなどの難点もありますが、マスターシステムではRPGと言うだけで貴重なゲームです。残念ながらリメイクや移植はありません。
ワンダーボーイ モンスターランド
アーケードで稼働していたサイドビューのアクションRPG「ワンダーボーイ モンスターランド」を、ハードの性能に合わせて、アレンジして移植したのが本作です。
アレンジしたと言っても、ほぼほぼ一緒の内容で、プレイしている分には遜色はありません。
1987年の稼働当時から、その完成度の高さから人気が高く、現在でも様々な機種に移植される人気シリーズです。
現在プレイするならswitchか、アストロシティミニが入手しやすいです。
モンスターワールドII ドラゴンの罠(Wonder Boy III: The Dragon's Trap)
ワンダーボーイ モンスターランドの続編として発売されたサイドビューのアクションRPGです。
ストーリは前作から続き、主人公がドラゴン倒した時に呪いを受けて、リザードマンの姿に変えられました。プレイヤーは呪いを解くために奮闘します。
マスターシステム以外ならPS2の「セガエイジス2500シリーズ Vol.29モンスターワールド コンプリートコレクション」が入手しやすいです。
他にも、大幅にリメイクしたバージョンがswitchとPS4で発売されました。
Steamでも配信されています
こちらはアマゾンのレビューや、プレイ動画を見る分には良移植そうです。
イース
イースは見下ろし視点のアクションRPGです
パソコンで発売されて以来
様々な機種に移植されていて
現在もシリーズが続いてる人気シリーズの1作目です。
マスターシステムへの移植の出来は
パソコン版の雰囲気に近くて
ファミコン版とは違う良さがありました。
ただし、イースはPCE版の出来が良すぎるため
未プレイの方は、そちらをオススメします。
生粋のイースファンで、全機種クリアしてやるぜ!
そんな意気込みがある人や
押入れの中から偶然ソフトが出てきたような人は
マスターシステム版もプレイしてもいいでしょう。
現在、イースをプレイしようと思えば
PCエンジン miniかwindows版、PS2版辺りが入手しやすいです。
孔雀王(SpellCaster)
ヤングジャンプで連載していた荻野真先生の漫画
「孔雀王」をもとにしたサイドヴューのアクションRPGです。
どちらかと言えば、アクションADVなんですが
海外のジャンル分けではRPGに位置付けられていますので一応紹介します。
ファミコンでも孔雀王は発売されましたが
本作とは別物です
アクションも軽快で謎解き要素もある良ゲーです。
リメイクや移植はないので、マスターシステムでしかプレイできないソフトです。
海外版のみ発売されたタイトル
残念ながら日本国内では未発売!海外でのみ発売されたRPGを紹介します。
この時代はまだリージョンの概念がありません。
なので、本体とソフトがあれば起動可能です。
英語力さえあれば、レロトショップなどで探して、プレイしてみるのもいいかもしれません。
ドラゴンクリスタル ―ツラニの迷宮―
画像引用:http://vc.sega.jp/3ds/crystal/index.html
見下ろし視点のローグライクRPGです。
入るたびにダンジョンの形やアイテムの配置が変るので
1000回遊べるRPGです。
本作は日本国内ではゲームギアで発売されています。
海外のみマスターシステム版も発売されました。
国内ではGG版が
3DSのバーチャルコンソールで配信されているので
そちらが入手しやすいです。
ワンダーボーイV モンスターワールドIII
日本ではメガドライブで発売されましたが
海外ではマスターシステム版も発売されました。
ワンダーボーイ モンスターワールドの続編です。
本作はモンスターワールドを正当に進化させた作りで、サイドヴューのアクションRPGです。
元がアーケードではなくコンシューマーになったので
よりRPGの要素が強くなり探索できる世界も一気に広がり冒険を楽しめます。
現在プレイしようと思えば、
メガドライブ版かWindows版か
PS2の「SEGA AGES 2500 シリーズ Vol.29 モンスターワールド コンプリートコレクション」が入手しやすいです。
Golden Axe Warrior
画像引用:https://en.wikipedia.org/wiki/Golden_Axe_Warrior
古参のレトロゲーマーには
剣と魔法のファンタジー世界を舞台にした、ベルトスクロールアクションゲーム
「ゴールデンアクス」は有名作品です。
本作は、その世界観をもとに作られたアクションRPGで、
9個のクリスタルを集めてデスアーダーと戦う
「ゼルダの伝説」に似た感じのゲームです。
日本国内では発売されなかったので海外版しかなく
プレイするにはPS3&Xb360の
「Sonic Ultimate Genesis Collection (輸入版) 」に収録されていますので
こちらが入手しやすいです。
Ultima IV
ウルティマ4はトップビューのRPGゲームで
8つの徳を極めて悟りを開き聖者へとなる
非常に珍しい内容の唯一無二のゲームです。
ファミコン版のようにアレンジした移植でなく
パソコン版の雰囲気をそのまま出していてます。
万人にはオススメできませんが
人生観を変える程の奥深い内容なので
未プレイ方は一度プレイしてもいいでしょう。
ウルティマ4を、現在プレイしようと思えば
ファミコン版かパソコンでウルティマ コンプリートが入手しやすいです。
まとめ
セガはアクションゲームのイメージですが、ファンタシースターのように、ちゃんとしたRPGも作れます。
また、今回調べて驚いたのですが、マスターシステムとセガマーク3には、以外と人気シリーズのRPGが発売されていて、どれも良作の粒ぞろいでした。
現在はプレイしにくい作品もありますが、移植やリメイクもありますので、ぜひとも機会がある方は、一度触れてみるのも面白いと思います。
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